学習方法(読解・多読)

2008年7月13日 (日)

『びっくり英読法』を読んで、英文の正しい読み方が初めてわかった

みちざね

英語学習用の本ですが、感動しました。英文法ってこういうことだったのか!という感じです。

いままで、私は、英文の訳を考えるとき、意味が分かる単語を適当につなげて日本語にしていました。
英文を読むときは、まず主語と動詞を見つけると良いとか、5文型のどれになるか考えると良いとか、そんなことを聞いたことがあるような気がしますが、具体的にどうすればいいのかまったくわかりませんでした。

でも、最近、『びっくり英読法』という本を読んで、初めて英文の読み方がわかったような気がします。
この本は、とても難しいと思っていたことが、本当にわかりやすく説明されています。

内容ですが、はじめの方に、「どんな英文でも読める英語の設計図」というものが描かれています。
そして、英文の(1)文頭、(2)主語の後ろ、(3)動詞、(4)目的語の後ろ の4箇所を見れば、設計図をどう使ったかがわかり、訳すことができると書かれています。
その後は、その4箇所をどのように読めばいいのか、それぞれの具体的な説明が続きます。

英文の読み方については、以下のようなことが書かれています。

  • 英文には、どれが主語で、どれが主語の説明で、どれが動詞で、どれが動詞の説明で、ということがわかるようなサインが書かれている。
  • そのサインを読み取っていけば、その後の英文の構造がどうなっているのかわかる。
  • たとえば、動詞は「be動詞(の仲間)」か「一般動詞」か「受け身」の3種類しかない。それぞれの場合で、その後がどのような構造になるかは決まったパターンがある。
  • だから、英文というのは、サインの後がどう続くのかを予測しながら読むことができる。
  • サインによって、どれが主語で、どれが動詞かなど、英文の作者はちゃんと指示してくれているので、それにしたがって、「て・に・を・は」を付けて訳せばいい(設計図に従って読めばいい)。単語の訳をつなげて自分勝手に解釈してはいけない。

サインというのは、以下のことを指します。(目次より)

先頭のナビゲーター

  1. In (など前置詞)
  2. The (A)
  3. When (など”節”続詞)
  4. (He Weなどふつうの)名詞
  5. It
  6. There
  7. To動詞
  8. 動詞ing
  9. 動詞ed by (過去分詞)
  10. What
  11. ~ly, やButなど
  12. Whetherなど
  13. 番外編 残りの10%って何? (疑問文、命令文、感嘆文、倒置文)

主語の後ろのナビゲーター

  1. of (など前置詞)
  2. Who (Which)
  3. that
  4. 名詞
  5. 動詞ing
  6. 動詞ed by (過去分詞)
  7. to動詞
  8. , (コンマ)

動詞のナビゲーター

  1. be動詞
  2. 一般動詞
  3. 受け身 (be動詞+過去分詞)

目的語の後ろのナビゲーター

  1. 前置詞+名詞など
  2. 名詞
  3. 動詞を変化させたもの (to動詞など)

これらのサインの一つ一つは特に難しくはありません。
簡単な英文であれば、この本を読めばすぐに、サインを意識して英文を読めるようになります。
(ただし、新聞記事のような難しい英文を読んだときに、ちゃんとサインを読み取れるようになるには、それなりのトレーニングが必要だと思います。)

ページ数は278ページですが、絵や図が多く、活字も大きいので、英語の学習用の本としては分量は少ないほうだと思います。
しかし、内容の密度が濃いというか、読んで役立つところがとても多いです。
無駄なく、最低限必要なところだけが、わかりやすく説明されているという印象です。

初心者向けとしては例文が少し難しめなのですが、簡単な英文だと練習にならないので、このくらいの難しさでちょうどいいと思います。(難しい単語の意味は書かれています)

とにかく、これはすごい本です。
私は、まずはあと3回くらい読んで、内容をしっかり覚えるつもりです。
そして、この本の内容を意識して、正しく英文を読むように心がけたいと思います。

どんな英語も絶対読める!びっくり英読法
どんな英語も絶対読める!びっくり英読法 神戸 康弘


おすすめ平均  star
star超初心者には向きません
starわかりやすい説明に感謝。
star内容はしっかりしています
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2008年7月 5日 (土)

POP辞書を使って、英語のニュースを読んでみる

みちざね

英単語の意味と、英文の構造が分かれば、ニュース記事のような難しい英文だって、理解できるようになるのではないかと思います。

英語のニュースを読むことが英語を上達させるのに有効ということはよく聞きます。
しかし、英語のニュース記事を読むのは、以下の理由で、私にとってはとても難しいことです。

  • (a) 難しい英単語がたくさん使われていて、全然意味が分からない。
  • (b) 一つの文が長くて複雑なので、単語の意味が分かっても文の意味が分からないことがある。

でも、「POP辞書」を使うと、上記(a)の問題がかなり解消します。
使い方は以下のとおり簡単です。

  1. POP辞書」を開き、URL欄に、読みたい英語ページのURLを入力して「翻訳開始!」ボタンを押す。
  2. 読みたい英語ページが開くので、そのページの英単語の上にマウスカーソルを持っていく。すると、その英単語の意味が表示される。

POP辞書をYAHOO! NEWSに使用した例 (注:実際は「nuke」の上にマウスカーソルを置いています)
Pop_news
これは、英単語の学習にもなりそうです。

こうなると、(b)の問題も何とかしたいところです。
英文の構造が分かるようになれば、文の意味がわかるはずです。

実は、最近、「びっくり英読法」という本を読んでいます。
この本では、英語が苦手な人にも理解できるように易しく英文の構造=英文の読み方が解説されています。
絵や図が多くて活字が少なめの本ですが、ニュース記事のような長い文を読むためのコツが詰まっています。
分かりやすくて、実用的で、自分でも英文が読めそうな気になりました。
「びっくり英読法」については、近いうちにこのブログで詳しく紹介したいと思っています。

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2007年8月20日 (月)

英語が苦手でも、英語を英語のまま理解することはできます

みちざね
英語が苦手でも、英語を訳すことなく、英語のまま意味がわかることが体感できます。

英語を学ぶ姿勢として、以下のことが大切だと言われています。

  • 英語を英語のまま理解するようにしないと、英語は上達しない。
  • いちいち日本語に訳すことをしてはいけない。

しかし、私は以前、このように思っていました。

  • 英語を英語のまま理解することができるのは、ある程度英語ができる人であって、英語ができない人にはとても無理。

でも、英語が苦手でも、英語を英語のまま理解することはできると、今では思っています。

すごく簡単な英語だけで書かれた本を読めばいいのです。

例えば、『First Steps in Reading English 絵で読む英語』という本があります。

この本は、"This is a man."という文から始まります。
この文の横には、簡略化した人の絵が書いてあります。
英語が苦手でも、見た瞬間に意味がわかるでしょう。

本の前半は、このような短かい単文がずーっと続きます。
はっきり言って退屈です。

でも、本当に簡単な英文だけなので、訳すことなく理解できます。
しかも、知らず知らずのうちに、Thatの使い方・単数複数の使い分け、疑問文など、基本的な様々な文法の文を、読んでいることになります。

本の後半は、短い文章が続きます。
これらの文章にも絵がついています。
絵は文章の理解を助けてくれます。
時刻・曜日・月・季節などが英語で説明されていますが、最初から読み進めてくると、自然に意味が分かるようになっています。

ただし、この本にも欠点があります。
文章が面白くなくて、退屈なことです。
(同じコンセプトで、しかも文章が面白い。そんな本が出たらいいなぁと思います)

でも、"英語が苦手でも、英語が英語のまま分かることを体感できる"という稀有な本なので、苦手な英語を何とかしたいと思っている人にはお勧めできます。

そして、面白い本が読みたくなったら、簡単な英文で書かれた絵本はいかがでしょうか。
どろんこハリーのシリーズなど、たのしい絵本がありますよ。

(ご参考) 『HARRY and the Lady Next Door』 - ハリーかわいい!

絵で読む英語 (洋販ラダーシリーズ) 絵で読む英語 (洋販ラダーシリーズ)
I.A. リチャーズ クリスティン ギブソン I.A. Richards

英語を英語のまま読むことを身につけるための本です。
英語は「やさしく、たくさん」―中学レベルから始める「英語脳」の育て方 (講談社パワー・イングリッシュ) 英語は「やさしく、たくさん」―中学レベルから始める「英語脳」の育て方 (講談社パワー・イングリッシュ)
伊藤 サム

英語の学び方について、とても参考になります。必読です。

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2007年6月 3日 (日)

『英語は「やさしく、たくさん」―中学レベルから始める「英語脳」の育て方』

みちざね
『英語は「やさしく、たくさん」』(伊藤サム[著])はとても参考になりました。

「やさしく、たくさん」とは、辞書を引かなくても読めるような、自分にとってやさしい英語をたくさん読んだり聞いたりするという学習法です。

私は、『最新脳科学が教える 高校生の勉強法』に書かれていることと共通するアドバイスが多いことが印象に残りました。
例えば、『英語は「やさしく、たくさん」』には以下の記述があります。

  • 英語ができない人は、中学一年からやり直すのが、実は一番の早道。(P21)
  • スタンダードとする教材をひとつ決め、徹底的に繰り返すのがコツ(P129)
  • 音性教材の選び方:「音声には感情がこもっているもの」がよいでしょう(P138)

最新脳科学が教える 高校生の勉強法』にも、以下のように、同様のことが書かれています。

  • 一年生がいきなり受験生用の参考書に手を出すのは無謀です。それは決して効果的な勉強法ではありません。(P105)
  • 参考書探しに時間やお金を費やしている余裕があったら、一度決めた参考書を何度も復習したほうが賢明です。(P58)
  • 単に丸暗記するのではなく、そこに感情を交えて覚えましょう。(P83)

脳科学的にみても、「やさしく、たくさん」というのは正しい勉強法なのだと思います。

また、『ニューズウィーク日本語版2007-4/25号』に、「7つのコツで語彙力アップ」という特集記事があり、こんなことが書かれているそうです。

  • 文中の単語の95~98%を知らなければ未知の単語の意味を正しく推測できず、学習につながらない。

逆にいえば、「文中の単語の95~98%を知っているようなやさしい英文を読むことは、未知の単語の意味を正しく推測できるため、学習効果がある」ということになります。
この点でも、「やさしく、たくさん」は正しい勉強法だと言えると思います。

(補足)
ニューズウィーク日本語版』の「7つのコツで語彙力アップ」については、

FPN-心理ハック-英単語を暗記する7つのコツ

に詳しく書かれています。
他にも、「覚えたい単語が文中に登場する回数と学習成果の関係を調べた研究によると、単語の登場回数が2回と4回では学習成果に大差はなかったが、6回以上では明らかな効果が見られた」など、興味深いことが書かれています。

私は『英語は「やさしく、たくさん」』の影響を受けて、洋書の絵本などを読みはじめました。この本には「やさしいと楽しい」と書かれていますが、それは本当だと実感しています。
間違った勉強法をしていたときには、「英語は難しすぎる!全然分からない!」と思っていましたが、自分のレベルに合わない学習をしていたために、英語が嫌いになっていたような気がします。

また、どうして基礎が大切なのか、どうしてたくさん読んだり聞いたりする必要があるのか、どうして訳読方式では上達できないのかということが分かりました。
もし、この本に書いてあることを学生の頃に知っていたら、正しい学習方法で学習して、英語が好きになって、今のように全然英語ができないという状態にはならなかったと思います。

現在、私は、『英会話・ぜったい・音読 【続・入門編】』を使ってトレーニングしていますが、これが、今の私にとって正しい学習方法であることが改めて確認できたことも収穫でした。

英語は「やさしく、たくさん」』には、ここに書いた以外にも、アドバイスやお勧めの教材などためになる情報がいっぱい詰まっています。

477002925X 英語は「やさしく、たくさん」―中学レベルから始める「英語脳」の育て方
伊藤 サム

私が今までに読んだ英語の指南書のなかで一番参考になりました。

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2007年5月17日 (木)

「やさしく、たくさん」が良さそう

みちざね
簡単な英語をたくさん読むのは、楽しみながらできて、しかも、効果がありそうです。

最近、伊藤サムさんの「やさしくたくさん」が気になっています。「やさしくたくさん」とは、辞書を引かなくても理解できる程度の英文をたくさん読むという学習法です。

伊藤サムさんのWebページで「やさしくたくさん」について説明されています。また、『英語は「やさしく、たくさん」』という本に詳しく書かれているようです。(ぜひ読みたいと思っています)

また、「やさしくたくさん」の考え方を取り入れて英語の学習をされている方もたくさんいるようです。ブログ検索したところ、そのようなブログをいくつか見つけることができました。その中でも以下の4つが特に面白いと思いました。

みなさん、それぞれ「やさしくたくさん」を参考にしつつ、ご自分の考えで英語の学習方法を工夫されています。

「やさしくたくさん」は、"自分にとってつねに「やさしい」ものを選び、まずは辞書を引かずに読む"という方法なので、とっつきやすそうです。自分が興味のある本を選べば楽しくできそうな気がします。
現在のトレーニングに加えてたくさん洋書を読むことは時間的に難しいですが、まずは一冊、やさしい洋書を読んでみたくなりました。

英語は「やさしく、たくさん」―中学レベルから始める「英語脳」の育て方

英語は「やさしく、たくさん」―中学レベルから始める「英語脳」の育て方
伊藤 サム

すぐ読みたかったので本屋を5軒ハシゴしました。でも、見つかりませんでした。疲れた。なぜ置いてないんだ!こうなったらアマゾンで買います。

 
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